Jun 08, 2011

任意整理は自分で行う

任意整理の大きな特徴は、裁判所などの公的機関を通さずに直接実施するものです。ただし、債務者が自ら消費者金融などの交渉も相手してくれるので、弁護士や司法書士に依頼するのが現実です。また、一般的に、債務者の所得のみで減少している債務額を3年以内に返済できるかどうかが任意整理する場合の判断基準になります。
自己破産すると家族にどのような影響があるかというと、何もないというのが答えですが、これはあくまで法律に損をしないことを意味します。実際には、自己破産したことを周囲に知られているもので、家族が信用を削除する可能性は十分にあります。基本的に知られることはないことですが、貸したお金が戻ってこない方から情報が漏れてしまうのは十分ありうるのではないでしょうか。
 大手企業であればキチンとしたシステム管理部門があるが、中小規模企業だとそうはいかない。ちょっとコンピュータに詳しいがゆえに「じゃ、サーバ管理やって」と命令され、途方に暮れている人もいるだろう。本連載ではWindows OSに特化し、ありがちな質問からMicrosoftのWebサイトにも掲載されていないような奇問までを取り上げ、その解決方法を指南する。サーバ管理で頭を痛めている人はぜひ参考にしてほしい。

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【質問64】
Windows Installer Clean Upユーティリティを入手したい

[対象]Windows XP、Windows Server 2003

■現象
 あるソフトウェアのアンインストールでトラブルが発生しました。ソフトウェア提供元に確認したところ、問題を解決するにはマイクロソフトが無償で提供している「Windows Installer Clean Upユーティリティ(MSICUU2.exe)」を使用して、アプリケーション情報を削除するように言われました。しかし、ユーティリティのダウンロード元として指示されたサポート技術情報「KB290301」のページからはダウンロードできなくなっています。Windows Installer Clean Upユーティリティを入手するにはどうすればよいのでしょうか。

・Office 2003、Office 2007またはOffice 2010スイートをコントロールパネルからアンインストールできない場合のアンインストール方法
[URL]http://support.microsoft.com/kb/290301/ja

■解決
 「Windows Installer Clean Upユーティリティ(MSICUU2.exe)」(以下、Clean Upユーティリティ)は、Microsoft Officeスイート製品のインストール問題を解決するツールとして提供されていたもので、Microsoft Office以外のサードベンダー製品のトラブルシューティングツールとしても、このツールの利用が提示されることがありました。

 サポート技術情報「KB290301」に記述されているとおり、Clean Upユーティリティには、コンピューターにインストールされたコンポーネントを破損させることがあることが確認されたため、2010年6月末にサポート技術情報内のリンクおよび「Microsoftダウンロードセンター」([URL]http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/default.aspx)から削除されました。以後、Clean Upユーティリティをマイクロソフトから入手することはできなくなっています。

 インターネットを検索すると、Clean Upユーティリティのコピーと思われるものや、“マイクロソフト提供”とされる出所の不明な新バージョン(MSICUU2.exeはバージョン3.0)を見つけることができますが、ツールの正当性を確認するすべがないので、不用意にダウンロードしないことを強く推奨します。

 Windows Installer関連のトラブルについては、以下のサポート技術情報にある基本手順に従って対処するようにしてください。サードベンダー製品の場合は、ソフトウェアの提供元に手動でアンインストールする方法がないかどうかを確認してください。

 Clean Upユーティリティを使用しなくても、適切な手順でサービスの無効化、レジストリ(HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Uninstall¥xxx や、HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥xxx)の削除、ドライバの削除、ソフトウェアのファイルとフォルダの削除(Program Files¥xxx)などを行うことにより、問題が解決できる場合があります。

・Windowsベースのコンピューターでプログラムをインストール、アンインストール、またはアップグレードするときに発生することがある問題のトラブルシューティング方法
[URL]http://support.microsoft.com/kb/2438651/
・Windowsインストーラーの基本的なトラブルシューティングの手順
[URL]http://support.microsoft.com/kb/907749/


【質問65】
仮想マシンIDの変更により、Windowsの再アクティベーションが必要になる

[対象]Hyper-V、Windows Server、Windows

■現象
 あるHyper-Vホストで作成した仮想マシンのVHD(仮想ハードディスク)ファイルを別のHyper-Vホストに移動し、同じハードウェア構成の仮想マシンを作成してVHDを割り当てました。仮想マシンを起動したところ、Windowsのライセンス認証が完了してあったのに、再びライセンス認証を求められました。Hyper-V仮想マシンでは、同じハードウェア構成でも、Windowsには違うハードウェアとして認識されてしまうのでしょうか。

■解決
 Windows XPおよびWindows Server 2003以降、正規のWindows製品を利用するには、「アクティベーション」と呼ばれるライセンス認証をオンラインまたは電話で行う必要があります。ライセンス認証は、ハードウェア構成に変更があった場合に再度必要になることがあります。Hyper-Vで作成した仮想マシンには、個別の「仮想マシン ID(GUID)」が付与され、Hyper-Vホスト上で一意に識別されます。仮想マシンIDは、仮想マシンの構成ファイルのファイル名(保存先パス¥Virtual Machines¥<仮想マシンID>.xml)から知ることができます。

 仮想マシンIDは、仮想マシンのハードウェアの個別化にも利用されます。例えば、異なる仮想マシンIDを持つ2つの仮想マシンは、必ず異なる BIOSのシリアル番号(WMIC CPU GET SerialNumberで取得可)を持ちます。仮想マシンIDは、仮想マシンを作成すると新たに生成されるため、まったく同じハードウェア構成を設定したとしても、仮想マシンIDが異なるため、ハードウェアが変更されたとみなされ、Windowsのライセンス認証が求められることになります。

 仮想マシンの移動により、再度ライセンス認証を求められる現象を回避するには、Hyper-Vのエクスポート/インポート機能を使用して仮想マシンを移動してください。仮想マシンのインポート時、「仮想マシンを移動または復元する(既存の一意なIDを使用する)」を選択することで、エクスポート時に保存された仮想マシンIDを引き継ぐことができます。同じ仮想マシンIDであれば、ハードウェア変更とはみなされず(同じBIOSのシリアル番号を持つ)、完了済みのライセンス認証も引き継ぐことができます。


【質問66】
存在していないネットワークアダプターとのIPアドレスや接続名の競合

[対象]Windows Server、Windows

■現象
 「ローカル エリア接続」に対して、固定のIPアドレスを設定しようとすると、「このネットワークアダプター用に入力されたIPアドレス XXX.XXX.XXX.XXX は、コンピューター上にもう存在しない別のアダプターに既に割り当てられています...」と表示され、存在していないアダプターの静的IPアドレスの削除の可否を求められます。これは削除しても問題だいじょうぶなのでしょうか。

■解決
 コンピューターに以前存在したネットワークアダプター(NIC)の情報は、再度接続されたときに備えて、システム(レジストリ)に保持されています。保持されている情報は「デバイスマネージャー」などには表示されないため、固定のIPアドレス設定の競合時に表面化することがあり、「ゴーストNIC」と呼ぶこともあります。

 「存在していないアダプターの静的IPアドレスを削除しますか?」の問いには、「はい」で答えても問題はないでしょう。

 ゴーストNICが存在する場合、接続の名称を変更できないという別の問題に遭遇することがあります。例えば、「ローカル エリア接続 2」を「ローカル エリア接続」にしたくても、すでに存在するため変更できないというケースです。

 この問題を回避するには、ゴーストNICの情報をシステムから削除する必要があります。それには、コマンドプロンプトを管理者として実行し、次のコマンドラインを実行します。

set devmgr_show_nonpresent_devices=1
start DEVMGMT.msc

 上記のコマンドを実行すると「デバイスマネージャー」が起動するので、「表示」メニューから「非表示のデバイスの表示」をクリックします。すると、「ネットワークアダプター」の下にゴーストNICが出現します。問題のゴーストNICを削除することで、そのゴーストNICが使用していた接続名が解放され、再利用できるようになります。

(山市良/ライター)


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